悪い姿勢が続くと身体の負担が弱い所にかかってきます。人によってはそれが腕に現れたり手指に現れたりします。痛みを長引かせない為にも適切な処置と日常生活の予防がポイントになります。
(de Quervain)
橈骨(とうこつ)茎状突起付近の痛みを主症状とする。局所を中心として、脹れ、発赤を伴い、強い圧痛がある。手作業をする人に多く、物を握る、つまむ、タオルをしぼるなどの動作で痛みが増強する。母指を中にして握り手首を小指側に曲げると橈骨茎状突起付近に強い痛みを感じる。ばね指(弾発指)中年以降の女性で手を良く使う人に多く、母指、中指、薬指によくみられる。指を屈伸させるとばね仕掛けのように動き(弾発現象)、指の付け根に痛みを生じる。ひどくなると曲げた指を自動的にはのばせなくなる。
ただ、手指はどうしても毎日使ってしまいますので、腱鞘炎の痛みがとれるまでに時間がかかることがあります。普段痛みの無い状態でも、こまめに使いすぎたらアイシングをしたり、張りがある所にマッサージをして早目はやめに予防することが大切です。
腱鞘炎の施術について当院では、腱鞘炎の効果的な機能回復の為に、週2回ほどの通院をおすすめしております。症状の重さにより個人差がありますが、施術結果は期待できます。
施術の方法は、局所から前腕部へのマッサージ及び鍼灸施術になります。
(だいたい20分から30分かかります)